『してやれること』 〜おまけ〜
左近 「殿？‥て、大谷殿？」
吉継 「あぁ、左近か？」
左近 「な、なんで‥寝てるんです、殿？」
吉継 「寝て貰った。良いだろ？俺の膝で佐吉が寝てる。
無防備なほど可愛いｖ」
左近 「あ〜‥そりゃ別に止めはしませんけど‥。
どうするんです？明後日の戦」
吉継 「そこら辺はぬかりない。
秀吉様はねね様のご機嫌取りで明後日は行けないだろ。
だが、佐吉の面子に関わるだろうし‥やれ」
左近 「は？」
吉継 「左近がやるのだ」
左近 「これを？」
吉継 「あぁ」
左近 「一人で？」
吉継 「あぁ」
左近 「‥‥明日までに？」
吉継 「当たり前だ」
左近 「‥あんた、鬼ですか？」
吉継 「何とでも言え。佐吉にベタベタした罰だ」
左近 「執念深いですねぇ‥」
吉継 「佐吉の事にはな」（笑顔）
左近 「‥あ〜‥はいはい、やればいいんでしょ？分かりましたよ」
吉継 「素直にやると言え。最終的にはどうせ三成に褒められるのだ。
おいしいだろ？」
左近 「そうですかね？‥ぬかりないですねぇ、本当」
吉継 「俺を誰だと思っている？刑部だぞ？」
左近 「はいはい、刑部様の命令には逆らえませんよ。
じゃ、後は任せてください」
吉継 「頼んだぞ」
夕刻
三成 「吉継ッ〜〜〜〜！！」
吉継 「どうした？三成」
三成 「何故起こさなかったッ！！一刻と言っただろうがッ」
吉継 「あぁ、そうだったか？」
三成 「惚けるなッ！！作戦書は？」
吉継 「左近が」
三成 「な‥ッ！？ま、また左近に押しつけたのかお前はッ」
吉継 「だって、雑用だし」
三成 「馬鹿を言うなッ。誰が雑用だ、誰がッ」
吉継 「左近」
三成 「お前って奴はッ！！‥左近ッ、すまない〜〜！！」
吉継 「‥チッ」
＊吉継は左近が嫌い（笑）
というか、良い様に使えると思ってます。
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